こんにちは!なごぱんです。株を始めたばかりの頃、ファンダメンタル分析関連の書籍を読むと必ず「PER」と「PBR」の文字が書かれていました。これらの数値はどの株に投資するか重要な指標になるのですが、私はその文字が出てくるごとに調べなおしていました。今回は自分の投資ノートの内容を記事にまとめます。
今回出てくる単語をまずは全てまとめておきます!忘れたらここに戻ってきてください。
・EPS(earning per share:1株当たりの利益 )→ 1株持っているといくら株主に還元されるか。
= 同期純利益 ÷ 発行株式数
・PER(price earning ratio:株価収益率 )→ 会社が作った一株当たりの利益に対し、何倍の株価がついているかわかる指標
= 株価 ÷ EPS(1株当たりの利益)
・BPS(book-value per share:1株当たりの株主資本)→会社がなくなった場合、1株当たりいくら返金されるか。
= 総資産 ÷ 発行株式数
・PBR(price book-value ratio:株価純資産倍率)→割安,割高を判断する現在の人気を表す指標。
= 株価 ÷ BPS(1株当たりの株主資本)
この4つを覚えておくと株を選択する際の参考にすることができます。
PERが5倍!!ってどういう意味??
・PER(price earning ratio:株価収益率 )→ 会社が作った一株当たりの利益に対し、何倍の株価がついているかわかる指標
= 株価 ÷ EPS(1株当たりの利益)
でしたね!つまりPERが5倍ということは→会社が作り出している1株当たりの利益の5倍の株価であり、投資の回収には5年かかるということです。
言い換えると
PERが高い→割高株(投資家に人気がある)
PERが低い→割安株(投資家に人気がない)
と考えることができます。PERが低い株がおススメ!というわけではなく、「なぜこの株はPERが高いのか?」を他の数値やIRから考えて投資判断の材料にできるという意味があります。また数値は業界によっても基準値があるため、「PERが2倍だから割高だ!」とは判断することはできません。
PBRとPERの違いは?
・PBR(price book-value ratio:株価純資産倍率)→割安,割高を判断する現在の人気を表す指標。
= 株価 ÷ BPS(1株当たりの株主資本)
PBRもPERと同じように「人気」を表す指標になります。最も異なる点は、PERが利益率に注目しているのに対し、PBRは会社の資産に注目した指標であるという点です。基本的には「1」が基準で、1より低い値であれば、割安と判断される傾向にあります。しかしこちらも同様に業界によって異なるため異業種の会社を比較することはできないという点にお気をつけください。
まとめ
それぞれの単語を覚えるのは大変ですが、使っている間に自分でも計算できるようになってきます。大事なのは継続ですね!前述いたしましたが、あくまで判断の基準の一つに指標なので、PERやPBRが高いから良い!というものではないということに気を付けてください。
それぞれの言葉を確認する際にまたこの記事を読んでいただけるよう、この記事をブックマークしておくと便利かと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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