皆さんはサイコパスと聞くと、「恐ろしい殺人鬼」のような人物像を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?サイコパス診断のクイズが流行り、友人とクイズに取り組んだ方も少なくないはずです。
サイコパスには2種類存在する
実はサイコパスといっても「悪いサイコパス」と「良いサイコパス」が存在します。
この良いサイコパスの能力はこれからのコロナ以降の社会において重要な能力になってくると私は思っています。
今回はサイコパス研究の先駆けといわれているケヴィンダットンの著書「サイコパスに学ぶ成功法則」から一部引用し,お話できればと思います。
「悪いサイコパス」というのは前述した殺人鬼のような存在です。
「良いサイコパス」が多い職業としては,外科医,政治家などが挙げられます。そう,短期間で的確な判断を多く求められる職業に多いとされています。ほとんどの人はサイコパスではないと思いますが,サイコパスの能力の存在を知り,自分の中の「サイコパスボリュームのつまみ」を作り,必要な時にそのつまみを回して大きくするイメージを持つことが重要です。そして決断が終わればまたつまみをもとに戻し,いつもの自分に戻しましょう。
宇宙飛行士にはサイコパスが多い
かの月面着陸を成し遂げた宇宙飛行士のニール・アームストロングも良いサイコパスであったと言われています。
その逸話として,月面着陸までの燃料がギリギリの際に月面には到底着陸できないような山々が広がっていたそうです。アームストロングはパニックにならず,燃料不足までの秒数を副船長に読み上げさせ,自分は「着陸できる場所を探すこと」のみに全神経を注ぐという判断を下しました。結果は成功。人類初の月面着陸を成し遂げました。
瞬時に的確な判断をすることができる能力。実はこの能力は「継続力」にもつながります。
例えばサイコパスは勉強をやめたくなる時,「明日やろう」ではなく,瞬時に「今日は勉強を休まない」と判断し,持続することができます。それが最も効率の良い判断だからです。この継続力こそが,自分の力になるということを本能的にサイコパスは知っているからです!
この決断力こそが継続力に繋がり,それがさらに的確な決断をするための知識の蓄積に結びつくのです。決断力が求められる仕事(政治家・外科医など)にサイコパスは比較的多いと言われています。
サイコパス能力と探究能力の関係
正のスパイラルは現代教育に求められている探究的授業のモデルと酷似しています。
この他にも,「怒り」に対するサイコパスの対処法など,社会を生きていくうえで必要不可欠である知識が多く詰まった本,ケヴィンダットンの著書「サイコパスに学ぶ成功法則」を是非この機会にご一読してみてください。あなたの中にサイコパス能力のつまみを作ることで,様々な場面役に立つと思います!
ここまで読んでいただき,ありがとうございました。
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